2025ながはま健康フェスティバル|長浜市、米原市の歯科医師会「一般社団法人湖北歯科医師会」

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2025ながはま健康フェスティバル

2025年「ながはま健康フェスティバル」
日時: 2025年11月2日(日) 会場: 長浜バイオ大学

​子どもから大人まで楽しめる、体験や遊びの要素を取り入れた様々な企画で開催されました。
「健康チェック」推定野菜摂取量測定、骨密度測定、血糖値測定、血管年齢測定、肌年齢測定、体力測定、脳体力チェック、筋肉年齢チェック、姿勢チェック、AGEs(糖化産物)測定など 「健康相談」 健康・栄養相談、認知症に関する相談、腰痛・膝痛相談など

湖北歯科医師会は、口腔内カメラを用いて口腔の健康に関するアドバイスを行いました。
長浜市は三年計画をしており、来年も開催予定です。
​体のひろば、飲食ひろば、ちびっこひろば、こどものサイエンス、講演会、
野外ステージ、災害用救急車・ドクターカーの展示・乗車体験、救護服の着用体験など
健康講座
​演題:「季節に応じた生活『養生』で健康になろう」
明治国際医療大学 鍼灸学部長・教授 伊藤和憲 氏
上野厚生労働大臣も、ご多忙の中、挨拶に来ていただきました。
マスコットキャラクター ピカリン
 

「ながはま健康フェスティバルの意義」
市民が健康づくりを「自分ごと」として捉え、行動するきっかけを提供することにあります。

​健康づくりへのきっかけ作り
​ライフスタイルの多様化が進む中で、特に若い世代からより多くの市民に、楽しみながら健康づくりに取り組むきっかけを提供することを目的としています。テーマに「楽しみながらカラダとココロをととのえる」を掲げているように、健康診断のような堅い雰囲気ではなく、体験や遊びの要素を取り入れることで、幅広い年代の参加を促しています。

​地域連携と啓発活動
​市内事業所、地域団体、大学(長浜バイオ大学など)が連携し、それぞれの専門的な活動や情報を市民へPRする場となっています。各種測定コーナー(血管年齢、骨密度など)、健康相談、専門家による健康講座などを通じて、市民の健康意識向上と、地域全体での健康サポート体制を強化しています。

​「0次予防」の推進
​このフェスティバルは、長浜市が進める「ながはま0次予防健康づくり推進事業」の一環です。
​0次予防とは、病気になる前の段階から、健康的な生活習慣を確立し、病気の原因そのものを断つことを目指す考え方で、その普及・啓発の核となるイベントです。

「ながはま健康フェスティバルの歴史」
長浜市が取り組む大規模な健康調査研究と市民活動が背景にあります。平成20年頃より、 市民の健康寿命の延伸を目指し、京都大学などと連携した大規模な健康調査研究「ながはま0次予防コホート事業」がスタートしました。この研究への市民の協力と健康増進活動を推進するために、市民を中心としたボランティア団体「特定非営利活動法人 健康づくり0次クラブ」が平成20年(2008年)6月頃から活動を開始しました。

​「いきいき健康フェスティバル」の開催
​この「健康づくり0次クラブ」が中心となり、「いきいき健康フェスティバル」として、市民の心と体の健康づくりの推進を目的としたイベントを長年開催してきました。これが、現在の「ながはま健康フェスティバル」のルーツです。医師や歯科医師、専門家、多数の団体の協力のもと、充実した測定・相談コーナーや健康講座などを設け、参加者は年々増加していきました。

​現在の「ながはま健康フェスティバル」
​イベント名や開催時期の変更を経て、近年は特に長浜市の重点事業として、長浜バイオ大学を会場に、産官学民が連携した大規模な「ながはま健康フェスティバル」として開催されています。2025年の開催も、NPO法人健康づくり0次クラブと長浜市が連携し、長浜バイオ大学での開催となりました。このフェスティバルは、最先端の医学研究(0次予防コホート事業)と市民の自主的な健康づくり活動が融合して生まれた、長浜市にとって非常に重要な健康増進イベントと言えます。

「ながはま0次予防コホート事業」————————————-

「ながはま0次予防コホート事業」は、滋賀県長浜市と京都大学大学院医学研究科が連携して進めている、日本でも先進的な大規模ゲノム疫学研究プロジェクトです。これは単なる研究に留まらず、市民の健康増進活動と一体となって進められている点が大きな特徴です。

事業の概要と目的
​この事業の核となるのは、**「0次予防」**という新しい考え方です。
​「0次予防」とは? 病気が発症するさらに前の段階、つまり健康なときから、一人ひとりの体質や生活習慣に基づいて改善を図り、病気の原因そのものを断つことを目指す予防医学の考え方です。約1万人の長浜市民の協力を得て、長期間にわたり健康情報やゲノム情報などを統合的に解析し、病気の原因や老化のメカニズムを解明すること。それにより、研究成果を市民に還元し、一人ひとりの健康増進活動を推進することです。

事業の構成要素
​ながはま0次予防コホート事業は、大きく以下の2つの活動で構成されています。
​1. 0次予防コホート事業(研究活動)
​参加者: 約1万人の長浜市民(主に2007年度から2010年度にかけて「0次健診」を受診した方々)。
​0次健診の内容:
​通常の健康診断データに加えて、血液、尿、生活習慣・環境に関する詳細な質問票、さらにはゲノム情報を採取・蓄積します。
​一部の参加者には、頭部MRIや膝のレントゲン、身体機能検査なども行われています。
​追跡調査:
​参加者を長期間にわたって追跡し、その後の疾患発症(診療録調査)や死亡、要介護状態などの情報を収集・分析し、**「どのような人が、どのような要因で、どんな病気になりやすいか」**の因果関係を解明します。
​マルチオミクス解析: ゲノムだけでなく、代謝物やタンパク質など、様々な生体分子情報(マルチオミクス)を統合して解析する、最先端の研究手法が用いられています。
​2. 健康増進活動(市民還元活動)
​研究成果の還元: 研究で得られた知見を基に、市民向けの健康づくり情報の発信や啓発活動を行います。
​健康フェスティバルの開催: 「ながはま健康フェスティバル」など、楽しみながら健康づくりに取り組めるイベントを開催します。
​NPO法人 健康づくり0次クラブ: 市民自身が主体となって設立した団体が、0次健診の運営支援や健康増進活動を担う、行政・大学・市民の強力な連携体制が大きな特徴です。

特筆すべき点
​「ながはまルール」の制定: 人権尊重と個人情報保護のために、日本で初めて、大学と自治体、市民が協力して独自の厳格なルールを策定し、市の条例としています。提供された試料や情報は、厳重な匿名化処理と倫理審査を経て、初めて研究に利用されます。産官学民の連携: 行政(長浜市)、大学(京都大学)、市民(0次クラブ)、そして医療機関が一体となって事業を推進している点で、全国的にも極めて珍しいモデルケースとなっています。