米原市の園、小学校においてフッ化物洗口を開始|長浜市、米原市の歯科医師会「一般社団法人湖北歯科医師会」

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米原市の園、小学校においてフッ化物洗口を開始

米原市では、令和7年度から市内の園5歳児に対し、園での集団フッ化物洗口が開始されています。さらに令和8年度からは、小学校1年生でも開始されました。この米原市の園、小学校のフッ化物洗口に、湖北歯科医師会はできるだけ協力をしています。フッ化物洗口の安全性については、これまでの長い時間をかけたWHOや厚生労働省、多くの専門学会の検討により、安全な方法が確立されています。フッ化物について少し説明を加えます。

フッ化物のう蝕予防効果についてです。
歯質の強化
溶けた歯の修復を助ける(再石灰化の促進)
むし歯菌の活動を弱める

フッ化物洗口を園や学校で行うこと、集団で行うことのメリットです。
若い年齢で行うとフッ化物が歯の結晶に取り込まれやすい
みんなで一緒に行うので長期の継続実施が可能
健康格差の縮小につながる

私が学校歯科医(校医)を担当しています小学校の、初めてのフッ化物洗口に立ち会ってきました。その時の様子を、写真をまじえご提示致します。小学校の洗口は、週1回実施です。開始前に養護教諭、担任の先生が説明をされます。

児童は先生から、各自のコップに決まった量の洗口液を入れてもらいます。

座って30秒間ぶくぶくうがいをします。

終わったらコップに吐き出し、洗い場でコップを洗って終了です。

今回洗口を開始した小学校1年生は、前年度に園において、すでに洗口を行ってきた経験者です。皆が上手に行われました。また養護教諭、担任の先生は、児童に対し的確な説明、対応をされていて、今回の開始にあたりしっかり準備をされて来ていることがうかがえました。これまで滋賀県では、19市町のうち12市町がフッ化物洗口に取り組んでこられています(~歯つらつしが21・第6次~ 令和6年3月)。

実施の多くの市町でう蝕予防効果が確認できています。通常、明らかなう蝕予防効果が確認できるまでには数年かかるとされます。数年後の、子供達の歯の状態が楽しみです。湖北歯科医師会では、引き続き米原市のフッ化物洗口に協力していきます。(公衆衛生部 瀧上啓志 記)