近年のデータより、3歳児の平均う歯数、う歯罹患率は減少してきています。一人当たりの平均う歯数も令和1年の0.79本から令和4年は0.19本と大幅な改善が見られます。令和4年の0.19本は、まだ全国、県のデータがありませんが、令和3年の東京都の平均う歯数に匹敵する数値です。対象児数286人中、275人受診、受診率96.2％ですから、有意な数値と考えられます。今後の推移に注目されます。

健康まいばら21（第２次）では、乳幼児のう歯のない者の増加（84％以上）を目標のひとつに定めており、令和4年はこれを達成することができました。乳幼児健診にて「親と子の強い歯をつくろう運動」の受診券の配布、および受診勧奨を実施しています。また、10か月児健診、1歳8か月児健診では小集団で、歯科に関しては歯科衛生士より口腔ケアについて、管理栄養士より甘いもののとり方（砂糖量の目安）についてお伝えしています。