緊急事態宣言下での歯科受診について
ウイルスを歯科診療室内に持ち込まないことが重要です。そのために、⻭科医療従事者が感染源とならないために徹底した職員の健康管理を行っています。毎日欠かさず体温を計り、体調の不良、倦怠感などの症状がないことを確認して診療に従事しています。
14日以内に患者さん本人、または同居者の方に発熱や風邪様症状を有する方、鼻症状を伴わず突然、味覚・嗅覚に異常が出た方など、新型コロナウイルス感染症が疑われる患者さんには、以下のような対応をお願いしています。
○症状が疑われる場合は、受付窓口でなく、お電話をおかけください。
・現在の歯とお口の状態について
・発熱や風邪様症状の有無
・ご家族の発熱や風邪様症状の有無
・鼻症状を伴わず突然、味覚・嗅覚に異常の有無
患者さんの訴えをお聞きし、緊急性を要するか否かを判断いたします。歯科治療について緊急性がない判断した場合は、帰国者・接触者相談センターに連絡をしていただきます。現時点の状況対応であることにご理解とご協力をお願いいたします。
○診療所窓口においての対応
医院入口や院内等に院内感染防止の掲示を行っています。「14日以内の発熱や風邪様症状がないこと」や「海外渡航歴のある本人または同居者がいない」「鼻症状を伴わず突然、味覚・嗅覚に異常などがない」等を確認させていただいています。また当日の体温測定にご協力をお願いいたします。
○院内感染を防止するために
患者さんへのお願い
来院時の手洗い、手指消毒にご協力をお願いしています。
予約時間遵守をお願いいたします。
待合室の⼈数をできる限り少なくして「密集、密接」を回避しています。
トイレはなるべく使用を控えてください。
飛沫感染・接触感染の予防をおこなっています。
窓開けなどによる換気の徹底
ユニット周り、周辺機器の清拭
ドアノブなど患者さんの触れる場所の清拭
吸引装置を積極的に使用
待合室の遊具などの撤去
可能な限り予約間隔を開け、使⽤ユニットを調整
標準予防策の徹底を行っています。
マスクの正しい着⽤や目の保護(ゴーグルやアイシールドなど)を使⽤
手指衛生の徹底
スタンダードプリコーションに基づいた歯科器材の滅菌消毒
コロナウイルスの感染経路は飛沫感染、接触感染が基本です。そのため、歯科医院において従来より行われているスタンダードプレコーション(標準予防策)に加えて感染経路予防策を考慮した対応を行っています。エアタービンやハンドピース、超音波スケーラー等を使用した処置はなるべく避けて、応急処置にとどめるなどの対応をとっています。緊急を要しないと診断した場合には、長時間にわたる処置は避けて、お薬での症状緩和をはかるようにしています。
不規則な食生活を避け、口の中を清潔にして細菌の数を減らすことが、誤嚥性肺炎やウイルス性疾患の予防につながります。毎食後の歯磨きをおこたらず、お口の健康を保ちましょう。歯科医師、スタッフにとって感染リスクが高いとされる歯科医療現場ですが、これまで歯科治療を通じて患者さんへの感染の報告はありません。更に感染予防策を徹底し、国民の皆様の健康を守るために取り組んでいきます。