平成28年から令和4年小学1年生の1人平均う歯数の状況|長浜市、米原市の歯科医師会「一般社団法人湖北歯科医師会」

MENU

新着情報

公衆衛生学校歯科検診

平成28年から令和4年小学1年生の1人平均う歯数の状況

湖北地域の小学1年生の平均う歯数の平成28年から令和4年までの推移です。滋賀県の平均値と比較しています。小学1年生の平均う歯数には、乳歯と永久歯の両方の数が含まれます。感染症の拡大により、検診時期が延期されたことなどもあり、令和2年の平均う歯数は前年より増加していますが、その後は減少傾向です。長浜市の平均う歯数には令和になってから変化がないようです。米原市は令和2年から減少して、令和4年には県の平均と同程度になりました。

第一大臼歯は非常に重要な歯の一つで、通常、この時期の6歳から7歳ごろに生えてきます。第一大臼歯は安定した咬合のうえでもとても重要な歯です。第一大臼歯の萌出にともない、顔面頭蓋の成長が進み、歯列も大きく変化していきますので、第一大臼歯がむし歯になると歯並びや噛みあわせが乱れるリスクが高まります。

第一大臼歯は、萌出後まもない期間は歯質の石灰化も十分ではなく、裂溝が深いため、粘着性のお菓子を食べると、むし歯になりやすいと言われています。丁寧なブラッシングと、適切な糖分摂取、フッ素塗布やシーラント処置を受けることも、むし歯予防に役立ちます。

むし歯になりやすいお菓子は、砂糖を多く含むもの、口の中に長時間残りやすいもの、歯にくっつきやすいものが挙げられます。例えば、以下のようなお菓子が挙げられます。
キャラメル
チョコレート

グミ
スポーツドリンク
炭酸飲料
虫歯になりにくいお菓子は、糖分が少なく、口の中に長時間残らないものが挙げられます。
果物
野菜
乳製品
砂糖不使用のクラッカー