咬合育成学校歯科
学校歯科健康診断 歯列咬合編
子どもの矯正はなるべく早くから相談を開始してください。適切な時期に行うことが大切です。
矯正が必要な理由や、歯並びの状況、顎の発達具合により開始時期は人により異なります。早く開始したほうが良い子もいれば、もう少し様子を見てからという子もいます。さまざまな要因を総合的に判断する必要があります。また、早めに相談し、定期的に通うことで、口や全身の成長や生活環境もわかり、より適切な時期がわかります。
上顎前突
デンタルミラーの径で判断オーバージェット 8mm以上(通常使用するデンタルミラーの直径の1/2程度)
正中離開
デンタルミラーのホルダーで判断上顎中切歯間に6mm以上空隙のあるもの(通常使用するデンタルミラーのホルダーの太さ以上)
叢生
隣接歯が互いの歯冠幅径の1/4以上重なりあっているもの
開咬
デンタルミラーのホルダーで判断上下顎前歯切縁間に垂直的に6mm以上空隙のあるもの(通常使用するデンタルミラーのホルダーの太さ以上)、ただし萌出が歯冠長の1/3以下のものは除外
過蓋咬合
上顎前歯で下顎前歯歯冠の大部分が覆われる
反対咬合
4前歯の被蓋状態で判断3歯以上の反対咬合