口腔トラブルでパフォーマンス低下
10代〜30代の約半数が口腔トラブルでパフォーマンス低下を経験
2024年11月の日本歯科医師会のプレスに「10代〜30代の約半数が口腔トラブルでパフォーマンス低下を経験」という記事が掲載されました。日本歯科医師会が実施した、全国15歳〜79歳の男女10000人を対象にした調査の結果報告です。今回はその内容を簡単にご紹介します。詳しくはリンク先の本文をご覧ください。「歯や口の中のトラブルで、パフォーマンスが低下した経験(全体)」では、41.6%の方が経験があると答えられました。そのうち10代〜30代の方は約半数にトラブルがあるとの結果が出ました。
口腔トラブルでパフォーマンス低下 一般生活者の意識調査
年代別トラブルランキングでは、歯の痛み、口臭、歯に違和感が各年代でもランキングされていて、若年者では審美的な悩み、中高年では、口の乾燥などの機能的な悩みがあるようです。
歯にトラブルがあると,日常生活にどう影響するかと回答では、集中力の低下、生活の質の低下、対人関係に影響があるようで、なるべく早期の回復が望まれます。症状のある期間(パフォーマンス低下の期間)については、歯の痛み、違和感では、2〜3日で落ち着くようですが、口臭は半年〜1年と長引くみたいです。その原因としては口臭では歯医者さんに通わない人が多いのが原因のようです。口臭は民間療法では効果がないですし、歯周病などが原因の事も多いので、歯医者さんに診てもらうことをお勧めします。
歯や口の中のトラブルでパフォーマンス低下中は、「周りの人に言いにくい」と感じる人が約4割で、他人からの指摘より自分で思い悩む傾向があり、男性や若年層に多いとの結果も出ています。学業や仕事などに支障をきたす場合もありますので、一度歯医者さんに相談してみましょう。