公衆衛生歯科治療
家計を助ける歯科健診
歯の治療はお金と時間がかかるイメージがありますね。なるべく早期に治療せず、放置することで、むし歯や歯周病が進行してしまった場合です。むし歯が深くなり、痛むようになると神経を取る(抜髄)治療になります。この場合、回数もかかりますし、最終的には型を採って被せることになります。
それでも、神経を治療した歯はもろくなり、後年になると、歯が割れてしまうケースが見られます。歯根が割れるとどうしても抜歯になってしまいます。
抜歯した後には、入れ歯やブリッジで補綴することになりますが、かぶせや詰め物(補綴)をしても、甘いものが多いとその境目からまたむし歯になります。これが負のスパイラルですね。
ですから、子どもさんのころから定期的な歯科健診の習慣をつけてください。そうすることで、「生涯」治療にかかる時間や経済的負担を減らすことにつながります。