砂糖のとりすぎについて|長浜市、米原市の歯科医師会「一般社団法人湖北歯科医師会」

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歯は友コラム

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砂糖のとりすぎについて

水分補給について
のどが乾いたとき、何を飲みますか。スポーツドリンクやジュースを飲みすぎていませんか。スポーツドリンクは約6%の糖分が含まれています。ジュースと同じです。砂糖にすると500mlのペットボトルに約30gです。糖分が多すぎるため吸収速度は水よりも遅いのです。むし歯にもなります。吸収の早い経口補水液は糖分2%です。水分補給にはお茶か水にしましょう。

歯に安心なおやつとは
おやつの選び方はどうされていますか。おやつ=お菓子、になっていませんか。子どもにとっておやつは食事を補う意味もあります。お菓子でなくてもおにぎりやバナナも良いです。お菓子の中でもむし歯になりやすいのは砂糖が多いもの、お口の中に長時間残るもの、歯にくっつきやすいものになります。飴やチョコ、キャラメル、甘いスナック菓子などですね。これらをしょっちゅう食べるのは心配です。ソーセージ、スルメ、焼き芋、干し芋などは比較的安心でしょう。子どもさんにもおやつの選び方を覚えてほしいものです。

肥満とおやつ
子どもさんのなかにも体重オーバーの子がいます。小さいうちから肥満傾向にあることは将来様々な病気の元になります。お菓子をだらだら食べたりしている場合が多いので、もちろんむし歯にもなります。カロリーが高く満腹感を得にくいポテトチップ、スナック菓子がおうちに常備されていることはないでしょうか。ジュースやコーラ、スポーツドリンクのペットボトルがいつも冷蔵庫に入っているということはないでしょうか。いったん肥満になってしまうと運動もおっくうになります。運動で痩せることは大人も子どもも難しいです。しっかり三食食べるとお菓子も減らせると思います。 (保健だよりから)