口呼吸になってませんか?|長浜市、米原市の歯科医師会「一般社団法人湖北歯科医師会」

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歯は友コラム

咬合育成感染症対策

口呼吸になってませんか?

本来、人間は鼻で呼吸する様に出来ていますが、日常的に口呼吸している人が多く見られます。それに最近着用が増えたマスクによって鼻が覆われると、息苦しさから口呼吸が助長されてしまいます。

口呼吸になると直接空気を口から肺に吸入することになります。そのため、空気中にある小さなごみや埃、細菌やウイルスなどを直接体内に取り込んでしまいます。また、口呼吸を長く続けると口腔内が乾き、唾液の分泌量が減少して、口腔内の細菌が増え、歯周病や虫歯になりやすくなります。さらに長時間口が開いていると、口の周りの筋肉が緩み歯並びも悪くなります。

 

一方、鼻呼吸をしていると、口の中が乾きにくく唾液も多くの分泌される状態になります。唾液には抗菌作用があり、口の中の細菌が増えるのを抑制する効果があるのです。この細菌が虫歯や歯周病、口臭の原因にもなっているので鼻で呼吸する事が大切なのです。

口呼吸にメリットはありません。普段から鼻で呼吸をしているかどうか、確認してみましょう。